http://blog.livedoor.jp/genkimaru1/archives/2094617.html
2019年 世界の最大リスク
2019/01/08 20:37
日本や世界や宇宙の動向さんのサイトより
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52035982.html
<転載開始>
ユーラシア・グループによる今年の潜在的リスクの分析です。
彼らによると、オルタナティブメディアが警告しているほど世界は危険な状態にはならないのではないかとのことですが。。。ほんのひと突きでバブルが崩壊するように、何かのきっかけで大変な事態になる恐れもありそうです。世界は激変、激動の時代に突入しているようです。
https://www.eurasiagroup.net/issues/top-risks-for-2019
(概要)
1月(日にちは定かではありません。)
ユーラシア・グループによると:
現在、世界の地政学的環境が過去数十年間で最も危機的な状態になっています。金融市場の乱高下が懸念されますが、今のところまだ反発力はあります。
地政学的周期はゆっくりと動いています。地政学的秩序を構築するには時間がかかります。
各国政府は複合的機構、連立政治、選挙周期、チェックとバランスの仕組みを変えていきます。多角的な機構は構築するのに数十年はかかります。
世界的に受けいれられるような基準や価値観を生み出す必要があります。そして新たな機構や社会が徐々に具現化されていきます。ただ、そのような環境が整っても、突然、予想外の危機に見舞われます。そして数年、数十年のうちに既存の地政学的秩序が崩壊していきます。今まさにそれが起きているのです。
2019年は世界が崩壊する年となるかもしれません。
厄介者が創り出したテールリスクによるダメージで世界中が苦しめられ、1998年以降、最も急速にダメージが拡大しています。
可能性として、ロシアのサイバー攻撃が制御不能となり、イランとサウジアラビア(或いはイスラエル)が中東戦争を勃発させるでしょう。米中の貿易戦争により不況が深刻化します。米中は共にお互いに責任を擦り付けあいます。米中の対立が激化し他国へと波及します。米中以外にも同様の潜在的リスクがありますが、これらが現実に起きるかというと確立は低いでしょう。
これらの懸念材料(特に政治的にリスクが大きい年となる)があるにもかかわらず、2019年は比較的良い年になりそうです。
ただし以下の主なリスクが世界的なトラブルに発展する恐れがあります。
1. 悪い種
世界的な地政学的危機が今年は具現化する。
2. 米中問題
米中関係において経済的な繋がりがどうなろうとも根本的な何かが壊れてしまった。それを修復することはできない。
3. サイバー攻撃
ハッカーらはさらに技術を磨き上げ、社会はさらにデジタル・サービスに依存するようになる。サーバー戦争に関する基本的なルールの合意へ向けた取り組みが行き詰まっている。
4. ヨーロッパのポピュリズム
2019年はポピュリズムと抗議運動がこれまで以上に激化する。
5. 米国内
トランプが弾劾されホワイトハウスから追放される可能性は非常に低い。ただし政治的にかなり不安定になる。
6. イノベーションの衰退期
世界的なイノベーション衰退期に突入する。次世代の新技術を開発するための資金と人的資本が政治的決定で縮小される。
7. 不本意な連合
アメリカ主導の世界秩序がこの20年間で崩壊してしまった。しかし世界的なリベラルの秩序を支持したくない(或いはそれを破壊したいと考えている)世界のリーダーらによる連合が拡大しつつある。
8. メキシコ
メキシコの新大統領による独裁体制が1990年代と同じように強化されている。国内リスク要因が拡大している。
9. ウクライナ
昨年11月にケルチ海峡で起きたロシアとの衝突からロシアとの緊張が高まる。ロシアはウクライナを影響下い置いておきたい。
10. ナイジェリア
今年、ナイジェリアは1999年以来、最も激しく戦うことになる選挙が控えている。
11.ブレキシット
3年前に英国民が住民投票でEU離脱を選択したのにもかかわらずブレキシットの実現からはほど遠い。
11.その他
ブラジルの新大統領はナショナリストかもしれないが、政府機構は大統領に権力を集中させることを許さない。 サウジアラビアのサルマン皇太子は多くの敵を作ったが、今年に関しては彼も彼の国も深刻なリスクに直面することはない。
イランはヨーロッパとの関係を守ることでアメリカの制裁に耐える必要があるためイランの攻撃性は軽減される。中ロの協力関係が両国間の疑念と競争により抑制される。
・・・・
<転載終了>
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