今年も大詰め ①

2018年は、振り返ると、どんな年だったんだろう?

本年は、家内のガン発覚から二年目、ガンの完全寛解から一年半を迎えて始まった年だった。


二年前の1月、前年からの医師の気にかかる言葉「このマーカーの値が気になるなー」という呟きを引きずったまま、私は年を越した。家内はそうでもなく、気にならなかったようだ。私は、万に一つ、いやコマーシャルではないが、二人に一人の割合でガンを発症する現状だ。もしもがあり得る。できるだけのことはしたい、との思いで、家内には、念のために「この春ウコンの粉末を飲んでみないか」と進め始めていた。


家内は、すんなりと飲んでくれていた。

でも、ことはここですまなかった。

1月の診察で、春ウコンのせいか、マーカーが正常値に戻った。一応それで、K医大の産婦人科の医師は、ガンではなく、単なる炎症だと判断して、簡単な切除手術そのものを、見合わせようとした。家内は、場所が場所だけに手術して、取って欲しいと、三月の手術の実施を要望したのだ。


実は、これが、思いのほか幸いしたのかもしれない。


それから、ガンの発覚、治療、漢方薬、サプリの処方、抗がん剤、放射線、免疫療法への選択、K医大退院後、2ヶ月での、完全寛解に至るのでおる。


こうみてくると、完全寛解を確認してから、すでに、二年と3ヶ月が過ぎた。そして本年、2018年を終えようとしている。

これはこれで、よかったと、考えている。一応ガンに、打ち勝ったんだから。


また、今年は、私にとっても嬉しい出来事が始まった年でもある。

パニック症、うつ、心房細動をほぼ同時期に発症して、約10年。その間、仕事は辞め、外に出られない時期もあり、旅行などほんの数回だ。その度に、心房細動の発作で、てんやわんやだ。


家内など、その度に、心配もするのだろうが、同時に、「厄介やな」という顔が出る。私の心房細動は発作性なので、いつ起こるか自分でもわからない。

温度変化、急な動作、などが引き金になっているような気がするが、医師もよく分からない。ただ、最近は、無呼吸症候群の患者は、不整脈を起こしやすいことは、わかっているそうだ。私も無呼吸症候群とこの間診断されたので、これが遠因になっているのかもしれない。


しかし、本年の1月末に、心房細動の、アブレーション手術というのを受けた。今のところ、成功では、ないかと思う。

そして、12月に入ってからは、無呼吸症候群の治療のため、空気を咽頭に送り込むマスクをつけて寝る装置を装着して、寝始めた。やっと、慣れてきて昨夜は5時間半眠れた。久しぶりだ。寝起きが爽やかで睡眠の重要性をひしひしと感じた。




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